当院は1990年に前院長である山岡賢児医師により開院しました。その後地域の整形外科医院として存続してまいりましたが2016年4月より私が院長をつとめさせていただくこととなりました。
超高齢化社会を迎えつつある現在、地域の医院だけでは、また、高度先進医療を提供する大規模病院だけでは対応できない問題が多く、病院の機能分化が求められてきています。そのため、当院として果たす役割を明確にする必要があると考えています。具体的には、的確な診断を行い、投薬や処置(注射・物療など)が必要な方は当院で治療を行う、手術や専門的な治療が必要な方は他病院に紹介させていただく、またその後の治療や、新たな病気・ケガの予防が必要な方は当院でみさせていただく、というように複数の病院が協力して患者様をみていくことが重要だと考えています。また当院では診察・治療はもちろん、病気・ケガの予防を進めることで、地域の病院としての使命を果たしていきたいと考えています。
全ての方に良質な医療が提供できるよう、誠実な心ある診療を行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
略歴
2002年 宮崎医科大学卒業
2002年 愛媛大学医学部付属病院整形外科
2003年 市立宇和島病院整形外科
2007年 済生会西条病院整形外科
2009年 愛媛大学医学部大学院(2013年卒業 博士号修得)
2013年 総合せき損センター整形外科
同年 社会医療法人石川記念会HITO 病院整形外科医長
2016年 医療法人ごまみし会山岡整形外科院長
主な資格
日本整形外科専門医 日本整形外科認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
主な所属学会
日本整形外科学会
日本脊椎脊髄病学会
日本骨折治療学会
日本骨粗鬆症学会
西日本脊椎研究会 等
まず問診をとらせていただき、診療所見や画像検査(レントゲン、CT、骨密度検査など)の結果をもとに診断を行います。次に各種方法(ギプスや装具、リハビリテーション、内服薬など)を適切に組み合わせて治療を行います。治療方法の決定には個々の状態に応じた総合的な判断が必要となります。患者様の体の状態や日常生活のレベル、および患者様自身がどのような生活を希望されているかにより治療方法は異なってきます。個々の患者様に応じた最善の治療を提供できるよう心がけております。また、健康な生活を妨げる原因となる骨粗鬆症やロコモティブシンドロームに対する予防にも積極的に取り組んでいますので、検査や生活指導をご希望の際にはいつでも相談してください。
当院では愛媛県では少ない女性整形外科医師もおりますので、女性患者様で診察を希望される方はお申し出ください。